太平記絵巻 巻第六第3紙

資料名

太平記絵巻 巻第六(第3紙)

ふりがな

たいへいきえまき かんだいろく(だい3し)

作者

(海北友雪)

寸法

32.2X1575.6cm

年代

江戸時代
種別
形態
絵画・紙本着色・巻子装
文化財
の指定
埼玉県指定有形文化財

解説

鎌倉時代末期から南北朝の動乱の様子を記した軍記物語『太平記』を絵画化した合戦絵巻。全12巻で構成され、作者は海北友雪と推定されている。巻第六は、『太平記』巻十六~十八の内容、九州に落ちた足利尊氏の再起から新田義貞らの越前金崎落ちまでを描く。第3紙は、右が京に攻め上る足利勢に追われた和田一党は、皆自害するが、範家は敵に助けられる.。左は、足利尊氏を迎え討つため出陣した楠木正成は、桜井の駅で敗戦を覚悟して子の正行に天皇への忠誠と再起して敵を倒すことを説き、河内に帰した。