令和6年度に開催する特別展・企画展と、季節展示室での展示をご紹介しています(会期順)。
館内案内についてはこちらのページを御覧ください。
特別展
鉢形城主 北条氏邦
鉢形城(寄居町)は、戦国時代に小田原北条氏が北武蔵支配の重要拠点とした名城です。北条氏邦はその城主となり、多くの家臣とともに、政治・軍事・文化など様々な分野で足跡をのこしました。本展では、近年における調査研究等の成果を踏まえつつ、鉢形城主北条氏邦をめぐる歴史像を描きます。
会期:令和6年3月16日(土)~5月6日(月・振休)※終了しました
会場:当館 特別展示室
木造十二神将立像のうち申神像
(小鹿野町 法養寺薬師堂奉賛会蔵)
令和6年(2024)、紙幣が刷新され埼玉県三偉人の一人、渋沢栄一が新一万円札の顔になります。埼玉県に縁の深い新紙幣誕生を記念して、お金の歴史と現在、そして面白さを子供たちに(そして大人たちにも)向けてわかりやすく紐解きます。
つい財布の中のお金を取り出してじっと眺めたくなる、そんな展覧会です。
会期:令和6年7月13日(土)~9月1日(日)※終了しました
会場:当館 特別展示室
銭だるま(当館蔵)
季節展
桐箱・桐箪笥
春日部・越谷・川越などの地域では、桐材を調達しやすく、江戸・東京という大消費地が近いことから、桐箱(きりばこ)や桐箪笥(きりだんす)が盛んに作られてきました。中でも春日部桐箪笥は国の伝統的工芸品、春日部桐箱は県の伝統的手工芸品に指定されており、現在も質の高いものづくりが行われています。桐箱・桐箪笥の工程品や製作用具、そして映像をとおして、熟練の職人わざと製品の見どころを紹介します。
会期:令和6年9月11日(水)~9月29日(日)※終了しました
会場:当館 季節展示室
※季節展示室は、常設展観覧料で御覧いただけます。
春日部桐箪笥製作の様子
季節展関連事業
民俗工芸実演「春日部桐箪笥」 ※終了しました
開催日時:令和6年9月21日(土)13:30~15:00
国の伝統的工芸品「春日部桐箪笥」伝統工芸士による熟練のわざを目の前でご覧いただけます。
特別展
鷹のおでまし ―鷹狩の美術―
鷹は権威の象徴とされてきました。その鷹を訓練して獲物を捕らえる鷹狩は、古来、天皇や貴族、武家が好み、江戸時代には、武蔵国でも行われました。本展は、日本における鷹や鷹狩を主題とする美術作品を中心として、鷹のイメージや文化、鷹狩を視覚的に紹介します。
会期:令和6年10月12日(土)~11月24日(日)
会場:当館 特別展示室
狩野雅信筆「日出瀧松鷹図」(当館蔵)
新収集品展 2022・2023
当館では、展示資料の充実のために、開館以来資料の収集に努めており、その成果を2年に1度「新収集品展」として展示しています。今回は、令和4年度から5年度にかけて新たに収集した寄贈資料と、購入資料をお披露目いたします。
あわせて、近年修理した資料を、その修理内容とともに展示します。普段あまり表に出ることのない博物館の保存に関する取り組みについてご紹介します。
会期:令和6年12月24日(火)~令和7年2月24日(月・振休)
会場:当館 季節展示室
※季節展示室は、常設展観覧料で御覧いただけます。
張り子(牛乗りだるま) | 引札(鶏二羽)部分 | 横山崋山筆「蓬莱山図」(部分) |
特別展
はたらく装いのフォークロア
田畑の野良着や潜り漁の磯着など、仕事の内容により様々な仕事着があります。衣服やはきもの、かぶりものにはそれぞれの仕事の特徴が表れ、各地の生業の在り方や文化を知ることができます。
本展では国指定重要有形民俗文化財をはじめとする様々な民俗文化財をとおして、仕事着から仕事の実態に迫ります。
会期:令和7年3月15日(土)~5月6日(火・振休)
会場:当館 特別展示室
摘田の仕事着