特別展
はたらく装いのフォークロア
田畑の野良着や潜り漁の磯着など、仕事の内容により様々な仕事着があります。衣服やはきもの、かぶりものにはそれぞれの仕事の特徴が表れ、各地の生業の在り方や文化を知ることができます。
本展では国指定重要有形民俗文化財をはじめとする様々な民俗文化財をとおして、仕事着から仕事の実態に迫ります。
会期:令和7年3月15日(土)~5月6日(火・振休)
会場:当館 特別展示室
重要有形民俗文化財「秩父の山村生産用具」(狩猟関係)
個人蔵・皆野町教育委員会寄託
企画展
名所 大宮ー鉄道のまち・公園のまちー
令和7年(2025)は、明治18年(1885)に大宮駅及び大宮公園(氷川公園)が開業して140周年の節目です。江戸時代まで、武蔵一宮氷川神社の境内地と大宮宿を中心としていたこの地域は、駅と公園の誕生によってその後の歩みを大きく変化させ、鉄道のまちとして、また、スポーツ・文化の中心地として発展しました。明治時代以降の大宮駅・大宮公園を中心に、地域の歩みを振り返ります。
会期:令和7年7月12日(土)~8月31日(日)
会場:当館 特別展示室
大宮鳥瞰図(部分、当館蔵)
特別展
大名と菩提所
江戸時代の埼玉県域には忍・岩槻・川越に城郭が存在し、いずれも江戸近郊の要所の守りを固めるため、城主には幕府の要職に就いた譜代大名らが任ぜられました。本展では260余年の泰平の世を支えた大名の事績が眠る菩提所に注目し、埼玉県域ゆかりの大名の菩提所を紹介します。
会期:令和7年10月11日(土)~11月24日(月・振休)
会場:当館 特別展示室
龍門寺大岡忠光墓所(さいたま市)
特別展
埼玉の宝物(たからもの)
県内には、国宝をはじめ、国・県で指定した850件を超える文化財があります。県内に所在する文化財の中から、平成11年度以降に新たに指定となった宝物を厳選して展示します。貴重な文化遺産の展示をとおして、埼玉の歴史や文化を紹介します。
会期:令和8年3月14日(土)~5月6日(水・振休)
会場:当館 特別展示室
太平記絵巻巻第六(部分、当館蔵)
収蔵品展
太平記をよむ
当館では、県指定有形文化財『太平記絵巻』をはじめ、『太平記』に関わる資料を所蔵しています。本展では、太平記の諸本を中心に、太平記の物語に関連する周辺資料を展示し、太平記の世界の一端をご紹介します。
会期:令和8年1月2日(金)~令和8年2月23日(月・祝)
会場:当館 季節展示室
※収蔵品展は、常設展観覧料で御覧いただけます。
歌川国芳「楠木正成湊川大合戦」(当館蔵)