※緊急事措置の延長に伴い、特別展「銘仙」は中止となりました。
大正から昭和にかけて流行した着物「銘仙」は、絹織物でありながら実用的、しかも色鮮やかで大胆な模様によって、当時の女性たちを魅了しました。本展では、着物を中心とした約170点の資料を展示し、歴史や技法をとおして銘仙の魅力を紹介します。
〇特別展「銘仙」展示図録等の通信販売についてはこちらをご覧ください。
会期 【中止】令和3年1月2日(土)~2月14日(日)
前期:1月2日(土)~1月24日(日)
後期:1月26日(火)~2月14日(日)
開館時間 9時00分~16時30分(観覧受付は16時00分まで)
休館日 月曜日 ただし、1月11日(月・祝)は開館
埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展示室
一般:600円 高校生・学生:300円
20名以上の団体は、一般:400円 高校生・学生:200円
※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方(付添1名を含む)は無料
※「ぐるっとパス」で観覧できます。
〇豊富なデザインと鮮やかな色彩の銘仙約100点を展示
銘仙には、伝統的な模様のアレンジや、流行の事物、抽象柄など様々なデザインが取り入れられました。また、化学染料の普及により、それまでの着物にない色調の銘仙も登場します。大胆で色鮮やかな銘仙の図柄をお楽しみください(途中、展示替えを行います)。また、その他関連資料約70点を展示します。
〇銘仙を作り出した技法
銘仙の模様は、染ではなく織で表現されており、経糸(たていと)に型紙で模様を擦り込む「ほぐし織」の技法が使われています。美しさはもちろん、大量生産を可能にした技術を紹介します。
〇生産地と流通
秩父や伊勢崎など、蚕糸業や絹織物産業の盛んな地域で生産されていた銘仙は、屑糸を使用していたために他の着物より手頃な価格であるのも魅力の一つでした。百貨店など販売元と生産地の戦略に迫ります。
着物 染分地抽象模様銘仙 | 着物 青地帆船模様銘仙 | 着物 白地抽象模様銘仙 |
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松坂屋の特製銘仙 |
婦人世界特選舞姫模様足利本銘仙 | 座繰り |
秩父市
朝日新聞さいたま総局、埼玉新聞社、産経新聞さいたま総局、
テレ玉、東京新聞さいたま支局、日本経済新聞社さいたま支局、
NHKさいたま放送局、毎日新聞さいたま支局、
読売新聞さいたま支局、FM NACK5
埼玉県立歴史と民俗の博物館 展示担当
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