第27問の答え

【正解】正しい組み合わせ
(Ⅰ)→金剛組、(Ⅱ)→丸源氏組、(Ⅲ)→東雲組

 

金剛組(こんごうぐみ)

仏教では、最も固い金属を「金剛」と呼びます。ひもが丈夫で固いため、名づけられたと考えられています。いつから使われはじめたかは不明ですが、一説には明治時代以降に登場したとも言われています。

初心者でもきれいに組め、らせん模様が特徴的で、断面が丸い仕上がりになる取りかかりやすい組み方です。

 
 

丸源氏組(まるげんじぐみ)

こちらも、とても丈夫な仕上がりで、室町時代の鎧兜のひもにも使用されていました。時代背景もあって、平家よりも強い源氏が付けられたと考えられています。

令和5年7月現在は工事休館中のため体験はできませんが、当館では16本の糸で組む丸源氏組のストラップやブレスレット作りの体験を行っています。

東雲組(しののめぐみ)

名前の由来は定かではありませんが、比較的新しい組み方だと考えられています。

ひもの断面が正方形になる平組です。また、配色を考える面白さがあり、日本の伝統を感じさせてくれる組み方です。

 

 

令和5年7月現在は工事休館中ですが、開館した際には「組紐体験」も再開します!

当館では、右記のようなストラップやブレスレットを、「丸源氏組」と「平源氏組(丸い仕上がりの丸源氏組と違い、平たい仕上がりになります)」の2種類の組み方で、制作することができます。
小さいお子様でも体験できますので、開館時には、お気軽に「ものづくり工房」までお問合せください(水曜日・土曜日限定、要予約)。

 

 

 

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