第28問の答え
【正解】 | 竹のような管(くだ) |
写真の土器は、縄文時代中期(約4000~5000年前)のものです。
帯のような区画線の上に連続して並ぶ弧状の文様は、竹のような管を縦に割った道具で施されていると考えられます。
「縄文」土器といっても、木の棒や貝殻など縄以外の道具を使って文様を施している場合も多く、その使い方もバリエーション豊かなものとなっています。土器をご覧になる際は、何をどのように使って文様を施しているか考えると、新しい発見があるかもしれません。