第35問の答え
【正解】 右側通行だと刀がぶつかってトラブルになってしまうので、それを避けるために左側通行が定着した

 

武士は刀を左側に差していました。右側通行だと、すれ違いざまに刀の鞘(さや)と鞘が振れる危険があります。
これは「鞘当て」といい、鞘同士が当たることは無礼であり、刃傷沙汰となることもありました。そのため鞘同士が当たらないように、左側通行になったといわれます。

ちなみに今も「恋の鞘当て」などの言葉が残っていますね。

当館所蔵 渓斎英泉(けいさいえいせん)
「岐岨街道 鴻巣吹上 冨士遠望(きそかいどう こうのすふきあげ ふじえんぼう)」

 

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