第37問の答え

【正解】

2匹のカイコが作ったマユだから

 

2匹のカイコが作ったマユは、「玉マユ」と呼ばれます。

玉マユから糸を引くと、通常のマユに比べて節が太い糸ができるため、当初は正規品には使われず、自家用の織物をつくるのに使われていました。この絹織物は「太織(ふとり)」と呼ばれ、その後の「銘仙(めいせん)」生産へとつながります。

「銘仙」とは大正・昭和時代に流行したカラフルでおしゃれな着物のことです。
埼玉県立歴史と民俗の博物館でも、かわいい「銘仙」の着物を数多く収蔵しています。

銘仙(当館蔵)

 

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