古文書 大公開!ーみる・よむ・しらべる埼玉ー

●展示概要
 

 

 過去の様々な出来事を現在に伝える古文書(こもんじょ)は、歴史研究はもとより、地域の歴史を明らかにするうえで欠くことのできない資料です。
 埼玉県内には、中世文書(もんじょ)では、武将に関する古文書のほか、当時の人々の信仰を物語る古文書なども多数残されています。また近世文書では、藩や旗本などの支配(しはい)文書から、寺社文書、町方(まちかた)文書、村方(むらかた)文書など多種多様な古文書が伝わっています。和紙(わし)に墨で書かれた古文書は、日本の長い歴史のなかで、記録や伝達の重要な手段となりました。
 しかし、一見しただけでは解読や解釈が難しいこともあり、本県の博物館で「古文書展」が開催されることはあまりありませんでした。そこで本展覧会では、初の試みとして県立歴史と民俗の博物館と県立文書館とが連携し、文書館収蔵の中・近世の重要古文書を一堂に公開します。

 また、これにあわせて、県外に所在する埼玉県に関わる重要中世文書についても紹介し、古文書からみる歴史の奥深さとその拡がりをわかりやすく説明・展示します。

 

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●会期
  平成30年7月14日(土)~9月2日(日) 
     観覧時間 7月14日(土)~8月31日(金) 9:00~17:00(観覧受付は16:30まで)
         9月1日(土)・2日(日) 9:00~16:30(観覧受付は16:00まで)
  休館日:月曜日 (7/16、8/13は開館)
 
●主な展示資料

埼玉県指定文化財「安保文書」のうち
 「関東下知状」(埼玉県立文書館蔵)
「上杉輝虎覚書((永禄12年)3月15日付)」(専宗寺蔵)
昌国寺御朱印頂戴ニ付全阿弥書状(昌国寺蔵)


重要文化財「紙本墨書陸波羅南北過去帳」(蓮華寺蔵)


埼玉県県指定文化財「縹糸威最上胴丸具足」(当館蔵)
●観覧料
  一般400円、高校生・学生200円 ※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方(付添1人含む)は無料
●会場
  埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展示室・季節展示室
●主催
  埼玉県立歴史と民俗の博物館、埼玉県立文書館、文化庁
●協力
国立歴史民俗博物館、埼玉県立熊谷図書館
●後援

  朝日新聞さいたま総局、埼玉新聞社、産経新聞さいたま総局、テレ玉、
  東京新聞さいたま支局、日本経済新聞社さいたま支局、
  NHKさいたま放送局、毎日新聞さいたま支局、読売新聞さいたま支局、
  F M  N A C K 5

●問い合わせ
  埼玉県立歴史と民俗の博物館 展示担当
  〒330-0803 さいたま市大宮区高鼻町4-219
  TEL 048-645-8171  FAX 048-640-1964
●交通アクセス


東武アーバンパークライン(野田線)大宮公園駅下車 徒歩5分 
 大宮方面から  :大宮駅から2駅、乗車約4分
 春日部方面から:春日部駅から7駅、乗車約18分
 


※駐車場(大宮公園との共用):18台、ほかに身障者専用駐車場2台

周辺駐車場も公園利用のお客様で混雑しますので、なるべく公共交通機関を御利用ください。

※団体バスでお越しの場合は事前に御連絡ください。


 ● 周辺地図(大)    
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GoogleMap 
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大型バス経路案内図