※この展覧会は会期が終了しました。

 

●展示概要
 
 江戸時代初期、美濃国(現岐阜県)に生まれた円空は、各地を巡り歩きながら、数多くの仏像や神像を刻んだことでも知られています。
 仏師が経典の規範に則って製作したものとは違い、素朴で自由な造形の円空の作品は、人々に親しまれ、信仰されてきました。迷いのない力強い直線的な造形と、簡潔な彫りの中に浮かぶ慈愛に満ちた表情をもつ円空仏は、現代を生きる私たちを魅了してやみません。
 
 昭和63年に当館が特別展「さいたまの円空」を開催してから23年が経ち、この間に確認された像も少なくありません。岐阜県や愛知県に次いで数多く確認されている埼玉の円空仏を一堂に会し、円空がこの地に残した思いを探ろうとするものです。
 
●開催日時

平成23年10月8日(土)~11月27日(日) 午前9時から午後4時30分まで(入館は午後4時00分まで)【終了しました】

休館日 月曜日(10月10日及び11月14日は開館)

●主催
埼玉県立歴史と民俗の博物館
●会場
埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展示室
●後援
朝日新聞さいたま総局・FM NACK5・埼玉新聞社・産経新聞さいたま総局・テレ玉
東京新聞さいたま支局・日本経済新聞社さいたま支局・NHKさいたま放送局
毎日新聞さいたま支局・
読売新聞さいたま支局
●主な展示資料
●問い合わせ
埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展示担当
〒330-0803 さいたま市大宮区高鼻町4-219
TEL 048-645-8171  FAX 048-640-1964