いただきます~食の文化史~
 
 
 特別展
いただきます~食の文化史~
いつの時代も、どんな場所でも、人は何かを食べて生きてきました。「食」は命をつなぐものであり、時には何かに捧げるもの・祈りを込めるものであり、楽しむもの・絆を深めるものでもありました。
 本展示では、狩猟や農耕の始まりから現代までの食文化の歴史と、埼玉を中心にした武蔵国一帯の郷土食などを、絵画・文献・復元模型・民俗資料などから紹介します。
 現代は飽食の時代といわれていますが、飢えに苦しむ人々や地域も少なくありません。「食の安全」や「食育」が叫ばれている今、生命の原点である食と食文化を改めて見つめ直してみませんか?

●開催日時
平成21年7月18日(土)?8月30日(日) 午前9時から午後5時00分まで(入館は午後4時30分まで)
 ※月曜日は休館となります。(ただし7月20日は開館します)

●主催
埼玉県立歴史と民俗の博物館
●会場
埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展示室
●協力

NHKさいたま放送局・FM NACK5・埼玉新聞社・テレ玉

●主な展示資料
 古墳時代の食(さきたま史跡の博物館)
 律令時代の食(深谷市教育委員会)
 賀茂祭神饌かもまつりしんせん(國學院大學神道資料館)
 倭名類聚抄わみょうるいじゅうしょう(早稲田大学図書館)
 豆腐百珍とうふひゃくちん(慶應義塾大学図書館)
 日本橋魚市繁栄図にほんばしうおいちはんえいず(神奈川県立歴史博物館)
 木製パン焼き器(埼玉県平和資料館)
 草加せんべい資料(草加市)
 狭山茶の生産用具(入間市博物館)
 川越菓子資料(川越市立博物館)
 香川昇三・綾かがわしょうぞう・あや関係資料(女子栄養大学)
 山崎峯次郎やまざきみねじろう関係資料(ヱスビー食品)
 学校給食サンプル(埼玉県学校給食会)
●展示資料画像

弥生時代の祭りの食
/川崎市民ミュージアム蔵
類聚雑用抄指図〔るいじゅうざつようしょうさしず〕(部分)
/東京国立博物館蔵
 
芳年画 風俗三十二相 むまそう
/江戸東京博物館
大酒大喰会絵巻〔おおざけおおぐいかいえまき〕(部分)
/江戸東京博物館蔵
 
花見の提重詰・下の部
/寄託飛鳥山博物館蔵
白磁朱漆組合わせ瓢成り弁当
/個人蔵
 

ポスター「優良なる埼玉糯」
/当館蔵
芋せんべい(川越市)

 

●問い合わせ
埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展示担当
〒330-0803 さいたま市大宮区高鼻町4?219
TEL 048-645-8171  FAX 048-640-1964