●展示概要
昭和43年、行田市埼玉古墳群の稲荷山鉄剣古墳礫槨から、鏡や挂甲・馬具類と刀剣類等の遺物が出土し、このうちの1本の剣から115文字の銘文が発見されました。これらの出土品は一括して国宝に指定され、特に銘文の刻まれた鉄剣は金錯銘鉄剣と呼ばれ、日本の古代史を解明するための重要な資料となっています。
この鉄剣を、作刀・研ぎ・象嵌の現代の匠達が約7年の歳月をかけて復元し、古墳時代の輝きを再現しました。復元された鉄剣を公開するにあたり、考古資料を中心に、歴史資料や民俗資料もあわせて展示し、あらためて金錯銘鉄剣を見直す機会になれば幸いです。
この鉄剣を、作刀・研ぎ・象嵌の現代の匠達が約7年の歳月をかけて復元し、古墳時代の輝きを再現しました。復元された鉄剣を公開するにあたり、考古資料を中心に、歴史資料や民俗資料もあわせて展示し、あらためて金錯銘鉄剣を見直す機会になれば幸いです。
●主な展示資料
重要文化財 熊谷市上中条出土埴輪 (東京国立博物館蔵 Image:TNM Image Archives) |
重要文化財 摂津豊中大塚古墳出土短甲など (豊中市教育委員会蔵) |
職人歌合帖(当館蔵) |
諏訪林古墳群出土大刀(美里町教育委員会蔵) | 小鍛冶図絵馬(久喜市久伊豆神社蔵) |
《その他の主な展示資料》
・稲荷山古墳出土金錯銘鉄剣復元摸作
・重要文化財:新開1号墳出土冑・短甲(滋賀県教育委員会)
・都指定:野毛大塚古墳出土素環頭大刀(世田谷区教育委員会)
・神川町青柳古墳群南塚原58号墳出土象嵌大刀(神川町教育委員会)
・熊谷市大境古墳出土武人埴輪(熊谷市教育委員会)
●期間
平成26年10月11日(土)~11月24日(月・振休)9:00~16:30(観覧受付は16:00まで)
休館日:月曜日(ただし10月13日、11月3日・24日は開館)
休館日:月曜日(ただし10月13日、11月3日・24日は開館)
●会場
埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展示室
●主催
埼玉県立歴史と民俗の博物館 文化庁
●共催
埼玉県立さきたま史跡の博物館
●後援
朝日新聞社さいたま総局、埼玉新聞社、産経新聞社さいたま総局、テレ玉、
東京新聞さいたま支局、日本経済新聞社さいたま支局、NHKさいたま放送局、
毎日新聞さいたま支局、読売新聞さいたま支局、FM NACK5、
●問い合わせ
埼玉県立歴史と民俗の博物館 展示担当
〒330-0803 さいたま市大宮区高鼻町4-219
TEL 048-645-8171 FAX 048-640-1964
〒330-0803 さいたま市大宮区高鼻町4-219
TEL 048-645-8171 FAX 048-640-1964