板木 高鼻村氷川神社図
『新編武蔵風土記稿』の「高鼻村氷川神社図」該当箇所

資料名

板木 高鼻村氷川神社図

ふりがな

はんぎ たかはなむらひかわじんじゃず

資料番号

 SPM1982-0274-0316

寸法

 8.3×12.8cm

備考

 中山道大宮宿と氷川神社参道一の鳥居との分岐地点を描いています。手前は中山道で、ここから氷川参道が分岐しており、入口に立つのが一の鳥居です。
 この場所は、現在のさいたま新都心駅周辺にあたり、武蔵一宮氷川神社の参道である氷川参道は、ケヤキを中心としたおよそ700本の樹木により南北約2キロメートルにわたり続いていました。その様子は、『新篇武蔵風土記稿』の元本で幕府の上程本である「新編武蔵風土記」(国立公文書館蔵)には詳細に描かれていますが、『新篇武蔵風土記稿』では、並木部分が省略されているほか、四つ描かれている鳥居のうち、三の鳥居部分の図が省略されています。

新編武蔵風土記稿挿図版木巻153 足立郡巻19
新編武蔵風土記稿(赤本)52 足立郡巻19P14)(雄山閣)8巻(P90