縹糸威最上胴丸具足
資料名 | 縹糸威最上胴丸具足 |
ふりがな | はなだいとおどしもがみどうまるぐそく |
作者 | 不明 |
寸法 | 胴高37.7 |
年代 | 室町時代 |
文化財 の指定 | 埼玉県指定有形文化財 |
解説 | 古河公方足利政氏が開いた甘棠院(久喜市)に伝来した具足で、政氏所用と伝えます。室町時代末期から江戸時代にかけて盛んに作られた当世具足の1つであり、伝来が比較的明らかな甲冑として貴重です。 兜は鉄地に黒漆をかけた六間の筋兜です。胴は鉄の板札を縹糸で素懸威とし、左右の脇の4か所に蝶番を入れた五枚胴です。草摺には足利家の桐紋が蒔絵で施されており、戦国時代の実践的な当世具足の特徴を良く伝えています。 |