すごろく遊び

当館が所蔵する昔の「すごろく」を御紹介しています。
ぜひ、御家庭でお楽しみください（A３サイズでの印刷を推奨）。

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「日光三社成田山廻り滑芸振分双六」画：立川国郷（当館蔵）

日本橋を出発し、埼玉県内や成田山を経由しながら日光を目指す双六です。江戸時代に描かれました。

このすごろくは中央の「上り」の右側にルールが書かれているのですが、ちょっと変わっています。
これによると、初めにサイコロを振ります。１～３の場合は千住方面（日光街道）へ進み、４～６の場合は行徳方面（成田道）へ進む「振り分け」方式になっているとのこと。
ちょうどの数で上がれなければ、来た道をふりだし（日本橋）まで戻って再び日光を目指します。
しかし、二回りしても上がれないときには…日光街道を来た人は成田道を通って、成田道を来た人は日光街道を通ってふりだし（日本橋）に戻ります。
そこから再び日光を目指すという、とんでもなく長い道のりになるのです……。

今回は遊びやすいように、「れきみん埼玉」のオリジナルルールを設けてみました。遊び方に慣れたら、ルールをアレンジしても楽しいかも。
ぜひ、皆さんで江戸時代の旅行気分を味わってみてください！

日光三社成田山廻り滑芸振分双六.jpg

《おまけ》てんぐまい三人衆とすごろく遊びを楽しもう！（A４サイズの厚紙での印刷を推奨）

すごろく用コマ.jpg

サイコロ.jpg