●主な展示作品
昔話きかせてよ (c)池原昭治
 昔話きかせてよ (c)池原昭治
だいだらぼっち (c)池原昭治
 だいだらぼっち (c)池原昭治
 河童の詫び証文 (c)池原昭治    
 河童の詫び証文 (c)池原昭治 
●展示概要
 埼玉県には身近な山や川や沼、社寺や道端の石仏、その土地に住む動物や妖怪などを題材とした民話(伝説や昔話など)が、数多く伝えられています。かつては子や孫へと何世代にもわたって語り伝えられてきたこうした話も、テレビの普及や核家族化など社会の変化に伴って消えつつありますが、身近な地名にも伝説に由来するものが少なくなく、そういう意味では今も暮らしの中に生き続けているといえるのではないでしょうか。
 
 「童絵(どうえ)」という独特の画風で知られる池原昭治氏(狭山市在住)は、『まんが日本昔ばなし』をはじめ数多くのアニメ作品の制作にかかわる一方、全国各地を訪ね歩いて自ら採集した民話を絵で表現する創作活動を40年以上にわたって続けてこられ、その中には埼玉県内に伝わる話をテーマにしたものもたくさんあります。
 
 本展は、こうした池原氏の「童絵」によって埼玉県内に伝わるさまざまな民話を紹介することにより、「心のふるさと」としての埼玉の魅力を再発見しようとするものです。ほのぼのとしてあたたかい童絵の世界を、どうぞお楽しみください。
池原先生ご夫妻が来館し、展示を鑑賞されました。
      
県立図書館と連携! 県立久喜図書館で当館とのコラボレーション企画を開催しました。
 埼玉県立図書館ブログ (2013年8月9日「民話の世界を楽しもう! むか~しむかしあったとさ(博物館コラボ)を開催しました!」)
●主な展示構成
プロローグ ようこそ、民話の世界へ
  民話集の表紙画やイメージ画などの作品
 
1 自然のはなし
  山や川、沼・池・淵、樹木、岩石など自然物に関する民話をテーマにした作品
 
2 人間のはなし
  僧、武将、力持ちなど、さまざまな人物に関する民話をテーマにした作品
 
3 神や仏のはなし
  神社、寺院、石仏などにまつわる民話をテーマにした作品
 
4 動物や妖怪のはなし
  狐や狸、天狗や河童など、動物や妖怪の登場する民話をテーマにした作品
 
5 アニメになった民話
  「まんが日本昔ばなし」のセル画や絵コンテなど
●開催日時
平成25年7月20日(土)~9月1日(日)  午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
※月曜日は休館となります。
●会場
埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展示室
●主催
埼玉県立歴史と民俗の博物館
●後援
FM NACK5、埼玉グラフ株式会社、埼玉新聞社、テレ玉
●企画展記念グッズ
クリアファイル
200円
コースター
各300円
博物館ブックレット第2集
絵で語る埼玉の民話
200円

●問い合わせ
埼玉県立歴史と民俗の博物館 展示担当
〒330-0803 さいたま市大宮区高鼻町4-219
TEL 048-645-8171  FAX 048-640-1964