特別展「縄文コードをひもとく―埼玉の縄文土器とその世界―」

概要
 

 埼玉県立歴史と民俗の博物館では、令和5年11月14日(火・県民の日)から令和6年1月14日(日)まで、特別展「縄文コードをひもとく―埼玉の縄文土器とその世界―」を開催します。

 埼玉県内の発掘調査で出土した縄文土器を一堂に展示します。縄文土器の特徴は独特な形と文様です。時代によって様々に変化する文様と形は謎に包まれています。
 本展では、文様や形に注目することで、土器にこめられた縄文人の思想〔縄文コード〕をひもときます。

【ポスター】特別展「縄文コードをひもとく」.jpg

 

※こちらの展覧会図録は、ご好評につき完売致しました。

会期

会期:令和5年11月14日(火・県民の日)~令和6年1月14日(日) 【終了しました】

時間:9:00~16:30(観覧受付は16:00まで)
休館日:月曜日(ただし令和6年1月8日は開館)、年末年始(12月29日~1月1日)

会場

埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展示室

観覧料

一般600円、高校生・学生300円
【団体料金(20名以上)】一般:400円、高校生・学生: 200円

※常設展観覧料を含む
※令和5年11月14日(火・県民の日)は観覧料が半額になります。
※中学生以下と障がい者手帳等をお持ちのかた(付添1人を含む)は無料。
※「ぐるっとパス2023」で観覧できます。

見どころ

(1)埼玉県教育委員会の所蔵する縄文土器が勢ぞろい

埼玉県は縄文時代の遺跡が非常に多いところです。これまでの発掘調査で出土した膨大な土器の中から、優品約230点をよりすぐって一堂に展示します。縄文時代草創期から晩期までの約1万年間に使われた土器をご覧いただけます。

 

(2)縄文土器の不思議を様々な視点から見ていきます

縄文土器は不思議な文様や形のものがたくさんあります。そうした文様、形の不思議にさまざまな視点から迫ります。縄文土器を通して、埼玉県域の縄文社会の一端に迫ります。

 

(3)埼玉を代表するあの土器も、この土器も全部みられます

これまでどこかで目にしたことのある、あの土器も、この土器も一度にご覧いただけます。赤城(あかぎ)遺跡の顔つき土器が向かい合って並び、県指定文化財雅楽谷(うたや)遺跡の土器も勢揃いします。

 

(4)展示している縄文土器のカードがもらえます

特別展にあわせて埼玉縄文カードがもらえます。当館では特別展で展示する6点の土器のカードを配ります。どの土器が皆さんの推し土器になるでしょうか。

主な展示資料
注ぎ口のついた鉢
(行田市馬場裏(ばばうら)遺跡、縄文時代前期)
ムカデ?と人?が表された深鉢
(桶川市諏訪野(すわの)遺跡、縄文時代中期)※上は展開写真
   
蕨のような文様で飾る大型の深鉢
(白岡市赤砂利(あかっちゃり)遺跡、縄文時代中期)
粘土で装飾を付けた深鉢
(加須市長竹(ながたけ)遺跡、縄文時代後期)
   
豚鼻状の瘤(こぶ)と隆帯(りゅうたい)で飾った液体を注ぐ土器
(久喜市小林八束(おばやしはっそく)Ⅰ遺跡、縄文時代晩期)
お墓に副(そ)えられた赤黒の台付鉢
(加須市長竹遺跡、縄文時代晩期)
関連事業

【特別展「縄文コードをひもとく」 関連事業①】
特別展記念講演会「縄文土器から読む縄文人の心とコミュニケーション」

開催日時 令和5年12月10日(日) 14:00~15:30(開場13:30) ※終了しました
会場 当館 講堂
講師 谷口康浩氏(國學院大學文学部教授)
定員 150名
費用 無料
申込方法

往復はがき」または「埼玉県電子申請・届出サービス」にてお申し込みください。

<往復はがきの場合>
往復はがきに「住所・参加者全員の氏名・電話番号〈緊急連絡先〉・希望する講座名」を明記のうえ、下記まで郵送してください。

〒330-0803
さいたま市大宮区高鼻町4-219 埼玉県立歴史と民俗の博物館
展示担当『特別展記念講演会係』宛

<電子申請の場合>
こちら(「埼玉県電子申請・届出サービス」)からお申し込みください。

※往復はがき1通につき、2名まで有効です。
※応募多数の場合は、抽選のうえ受講者を決定いたします。

申込期間 令和5年10月1日(日)~11月15日(水)必着

【特別展「縄文コードをひもとく」 関連事業②】
歴史民俗講座「埼玉の縄文土器の魅力」

開催日時 令和5年11月26日(日) 14:00~15:30(開場13:30) ※終了しました
会場 当館 講堂
講師 片山健太郎(当館学芸員)
定員 150名
費用 無料
申込方法

電話」または「埼玉県電子申請・届出サービス」にてお申し込みください。

<電話の場合>
当館(048-645-8171)までお電話のうえ、お申し込みください。

<電子申請の場合>
申込につきましては、「歴史民俗講座」のページを御確認下さい。

申込期間  令和5年10月26日(木)9:00~定員に達するまで(先着順)定員に達したため受付を終了しました。

【特別展「縄文コードをひもとく」 関連事業③】
学芸員による展示解説

開催日時 令和5年11月23日(木・祝)、12月3日(日)、令和6年1月6日(土)、1月14日(日)
各回とも13:30~14:00 ※終了しました
会場 当館 特別展示室
講師 当館学芸員
費用 特別展示観覧料
申込方法 事前申し込み不要。
開始時刻に、当館の特別展示室入り口付近にお集まりください。

【特別展「縄文コードをひもとく」 関連事業④】
「埼玉縄文カード」の配布

特別展をご覧いただいた方には、今回特別に作成した本展で見られる縄文土器のカード「埼玉縄文カード」を配布します。
あわせて、当館以外の県内の8つの博物館等でも各館オリジナルカードを配布しますので、集めてみてはいかがでしょうか?

この冬は、カードを集めて埼玉の縄文博士になろう!

→詳しくはこちら(「埼玉縄文カード」特設ページ)

  埼玉縄文カード001(表面) 歴史と民俗の博物館配布
伊奈町谷畑遺跡出土深鉢[縄文時代前期](埼玉県教育委員会蔵)

 

共催事業

【特別展「縄文コードをひもとく」 共催事業】
埼玉考古学会研究会「埼玉の縄文時代後晩期研究の現状」

開催日時 令和5年12月2日(土) 13:00~15:40(開場12:30) ※終了しました
会場 当館 講堂
内容・講師等

講座:埼玉の縄文時代後晩期研究の現状
講師:黒坂禎二氏(公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団) 

遺跡報告①:飯能市加能里遺跡
発表者:宮内 慶介氏(飯能市教育委員会) 

遺跡報告②:川口市宮合貝塚
発表者:浅井 希氏(川口市教育委員会) 

定員 150名
費用 1000円程度(資料代)
申込方法 事前申し込み不要。
当日先着順となります。
後援 埼玉県教育委員会
後援

朝日新聞さいたま総局、埼玉新聞社、産経新聞さいたま総局、テレ玉、東京新聞さいたま支局、日本経済新聞社さいたま支局、NHKさいたま放送局、毎日新聞さいたま支局、読売新聞さいたま支局、FM NACK5

交通アクセス

 

◆東武アーバンパークライン(野田線)
 大宮公園駅下車 徒歩5分

 大宮方面から:大宮駅から2駅、乗車約4分
 春日部方面から:春日部駅から7駅、乗車約18分

 

◆駐車場(大宮公園との共用):15台

※周辺駐車場も公園利用者のお客様で混雑しますので、可能な限り公共交通機関をご利用ください。

※団体バスでお越しの場合は事前にご連絡ください。

 

お問い合わせ

埼玉県立歴史と民俗の博物館 展示担当 
〒330-0803
さいたま市大宮区高鼻町4-219
TEL: 048(645)8171
FAX: 048(640)1964