このページは、埼玉県立歴史と民俗の博物館のスタッフが、博物館のイベントや大宮公園の様子、日々の業務から感じたことなどを皆様にお伝えしていくページです。
 各スタッフが自分の言葉で語りますので、ややつたない表現になることもあるかもしれませんが、大目に見ていただければ幸いです。

建築イラストマップを館内で配布開始しました!

この度、当館の建物に親しんでいただくため、建築の特色や内部の構造をイラストでご紹介した『埼玉県立歴史と民俗の博物館 建築イラストマップ』を作成しました!!

建築イラストマップ(外面) 建築イラストマップ(内面)

 

作成に当たっては、公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団・埼玉会館の新井杏美さんに格別のご協力をいただきました。

新井さんは、ほかにも彩の国さいたま芸術劇場や埼玉会館のイラストマップの作成を手掛けられています。
→ 埼玉県芸術文化振興財団リンク先

 

イラストマップは、当館、埼玉会館にて配布しています。ぜひお手にとってご覧ください!

 

令和4年3月22日(火) 施設担当 みそだれぼたん

B.L.T.graduation2022中学卒業

大宮公園の桜のつぼみが少しずつ膨らみ始め、世の中は卒業式シーズン。当館が撮影協力した雑誌『B.L.T.graduation2022中学卒業』(東京ニュース通信社)が本日発売となりました。

今回、御来館いただいたのはアイドルグループ「私立恵比寿中学」(通称エビ中)のメンバー小久保柚乃さんです!!
2月のまだ肌寒い日ではありましたが、紺色のブレザー姿で元気いっぱいに撮影されていました。

出版社と所属事務所の方に許可をいただきましたので、撮影当日の様子を御紹介いたします!
(実際に誌面掲載されている写真の他にも、たくさん撮影していらっしゃいました!)

 

中庭からエントランスロビーにかけて柚乃さんが来館した順路をたどるように撮影がスタート。
しゃがみこんでオレンジと黒の床タイルを観察したり、大きなガラス窓の外に立つ「女神像」を眺めたりと自由な雰囲気で進んでいきます。
椅子としてはもちろん机としても館内で大活躍の角椅子も撮影に使用されました。

 

 

その後、撮影チームはゆめ・体験ひろばの奥にある昭和の原っぱへ。昭和30~40年代を再現した屋外コーナーです。
ここでも物干し竿をくぐってみたり、土管を覗き込んだり…柚乃さんが生まれる前の風景ではありますが、ノスタルジックな雰囲気を楽しまれていたのが印象的でした。

なお、ゆめ・体験カウンターでは来館の記念にいただいた当館宛てのサイン色紙を本日より展示いたしております。(5月頃までを予定)

※今回は安全に留意しながら撮影を行いました。危険ですので、土管には登らないようお願いいたします。

 

 

続いて向かう地下の講堂前ロビーは、昨年秋にメンズファッション誌の撮影でも使用された人気のスポットです。
当館を設計した建築家・前川國男が「元気になる赤」と呼んだ色鮮やかな壁に、柚乃さんの笑顔がとても映えていました。

 通常は閉鎖しているエリアですが、見どころ解説などのイベント開催時には一般のお客様もお入りいただくことができます。
次回は3月21日(月・祝)に開放予定ですので、実際の撮影場所を見てみたいという方はイベント情報を確認のうえ御来館ください。 

雑誌には当館のほか、大宮公園内で撮影された写真が多く掲載されているとのこと。これから大宮公園は、桜が見ごろを迎えます。ぜひ、近くにお越しの際には埼玉県立歴史と民俗の博物館にもお立ち寄りください!!

 

令和4年3月16日(水) 施設担当 BP

前川建築のすすめ

当館建築の魅力を紹介する「前川建築のすすめ」、もうご覧いただきましたか?

当館のホームページ右側にあるバナー(下図が目印)からご覧いただけるほか、

 

当館エントランス内の前川コーナーでも小冊子版を1月下旬から配架させていただいております。ぜひ手にとっていただき、当館建築の魅力をお楽しみください。
(冊子はなくなり次第、配布終了とさせていただきます。予めご容赦ください。)

 

内容を少しご紹介させていただくと…

当館の建物は、建築家の前川國男が設計を手がけました。

前川は、開館にあたって「設計者のことば」を当館に寄稿しました。
その中にある「この敷地における『たたずまい』と建築素材の選定にいささか心胆をくだいた」という一節を、写真とイラストを交えたストーリー仕立てで紹介するものとなっています。

 

 

氷川神社での縁結び祈願のため、友人「藍(あい)」と待ち合わせる一人の少女「エマ」。

 

待ち合わせに遅れるとのメールが藍から入り、大宮公園を散策しようとしたエマ。

するとその矢先、急な雨が。

傘を持っていないエマ。

 

エマは仕方なく雨宿り出来る場所をあてどなく探す…そこに「埼玉県立歴史と民俗の博物館」の看板が。

 

 

 

 

そこに、現れた通称「ハンサム氏」。

 

雨宿りついでに博物館の案内を受けることになったエマは、ハンサム氏から館内外の建築紹介を受ける中で前川建築の魅力にハマっていくのです。

 

 

写真と解説を読みながら、最後のオチ(?)までページを繰る手は止まらない、読了後はあなたもエマと一緒に前川建築の魅力に引き込まれていること間違いなしでしょう。

当館へお越しいただく際は、ぜひ前川建築を楽しむこともお仲間に入れてあげてください。

 

 

 

 

令和4年1月26日(水) 施設担当 みそだれぼたん

わくわくキーワードラリー

 ミュージアムヴィレッジ大宮公園(MVO)では、「わくわくキーワードラリー」を開催中です。
 ミュージアムヴィレッジ大宮公園(MVO)とは、東武アーバンパークライン(野田線)大宮公園駅を中心に半径1㎞に位置する9つの施設のエリア名称です。

 加盟している施設は、「東武鉄道大宮公園駅」「大宮盆栽村」「さいたま市立漫画会館」「さいたま市立大宮盆栽美術館」「さいたま市立博物館」「埼玉県立歴史と民俗の博物館」「大宮公園事務所」「武蔵一宮氷川神社」「NACK5スタジアム大宮」の9つです。
 博物館や美術館だけでなく、スポーツ施設や鉄道事業者など多種多様な施設が参加していることが特徴です。

 MVOでは、毎年秋にスタンプラリーを実施していましたが、令和2年度からは新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、キーワードラリーに変更しました。
 キーワードラリーは参加施設に一文字のキーワードを掲示し、参加者には、各施設を巡り、キーワードを集めてもらい、ある言葉を作り上げて頂きます。
 ある言葉が完成したら、受付施設であるさいたま市立漫画会館、さいたま市立大宮盆栽美術館、さいたま市立博物館、県立歴史と民俗の博物館でオリジナルグッズと交換できます。
 またWチャンスに応募して頂くと大宮アルディージャのレプリカユニフォームや盆栽なども当たります。
 この機会に普段は訪れない場所を訪れてみるのはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和3年11月27日(土) 企画担当 ほっち

  

メンズノンノ12月号

台風が過ぎ去り雲一つない好天に恵まれた10月某日、当館にスペシャルなお客様がいらっしゃいました!メンズノンノの専属モデル、宮沢氷魚さんと撮影チームの皆さんです!!

当館で撮影された実際の写真は、ぜひ本日(11月9日)発売された『メンズノンノ12月号』(集英社)で御確認ください。出版社から許可をいただきましたので、撮影当日の様子を少しだけ紹介いたします!

 

館内での撮影は開館時間までに終わらせるという制限があるなか、現在展示中の開館50周年記念コーナーの前で撮影がスタート。宮沢さんの長い足には低すぎたようですが、館内の角椅子が撮影に使用されました。(白・黒ともに撮影し、雑誌に掲載されたのは白い椅子です。)

エントランスホールに差し込む陽射しと、遠くを見つめる宮沢さんの横顔…視線の先には、かつて旧埼玉会館に設置されていた「女神像」が立っています。

 

その後、撮影チームは地下の講堂前ロビーへ。当館を設計した建築家・前川國男が「元気になる赤」と呼んだ色鮮やかな壁が印象的なスペースです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みどころ解説などのイベント開催時には一般のお客様もお入りいただくことができますので、ぜひ実際の撮影場所を見てみたいという方は当館のイベント情報を確認のうえ御来館ください。(通常時は閉鎖しています。)

 

開館のチャイムに合わせるように、続いて屋外での撮影です。

特徴的な外壁の打込みタイルと木洩れ日のコントラストが美しく、ブラウンのチェック柄ジャケットが背景によく映えていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※こちらは一般には開放していないエリアとなりますので、残念ながら近くで御覧いただくことはできません。

 

雑誌に掲載された写真は見慣れた風景も知らない場所のように感じられ、ファインダー越しに見る世界はこんなにも違うのだと新鮮な驚きがありました。

宮沢氷魚さんと撮影チームの皆さん、開館50周年記念のタイミングで華やかな御縁をありがとうございました。

 

そして、メンズノンノをきっかけに当館を知り興味をもたれた皆さん。ぜひ最新のファッションに身を包み、宮沢さんが訪れた場所で写真撮影などをお楽しみいただければと思います。

SNSに映えるタイル貼りの壁や床のほか、当館の建築物としての魅力を集めた「埼玉県立歴史と民俗の博物館 前川建築のすすめ」を現在公開中。こちらも併せて御覧いただき、「れきみん」にお越しください!! 

 【前川建築のすすめ.pdf】 

 

令和3年11月9日(火) 施設担当 BP 

観覧御礼 感無量

 宝塚歌劇団「桜嵐記」の大千秋楽おめでとうございます。そして今回の公演で劇団を御卒業された退団者様をはじめとする月組の皆様、素晴らしい舞台をありがとうございました。

 本来であれば2月に大千秋楽を迎えていたはずの「桜嵐記」と、昨年の夏に開催予定だった当館の企画展「太平記絵巻」が同時期に開催されたこと。宝塚歌劇団ファンの皆様に「桜嵐記」の世界を御紹介できればと情報発信したところ、SNSで盛り上げていただけたこと。実際に足を運んでくださったお客様がいらっしゃり、アンケートからも御満足いただけた様子を感じられたこと。どれも本当に嬉しかったです。

 公演は終わってしまいましたが、ファンの方々もすぐに気持ちを切り替えるのは難しいのではないでしょうか。そんな南北朝時代に後ろ髪をひかれてやまない皆様の御来館を、企画展「太平記絵巻」は引き続き新型コロナウイルスの感染症拡大防止対策をしてお待ちしております。

 

(1)太平記絵巻

 現在展示されている第2期と8月24日から始まる第3期では、巻第一から第二にかけて「桜嵐記」の主人公・楠木正行の父である正成の登場と活躍の場面を御覧いただくことができます。

 また、第3期では巻第一でヒロイン・弁内侍の父である日野俊基が処刑を前に辞世の句をしたためる場面を展示。巻第七では、後醍醐天皇の崩御から跡を継いだ後村上天皇の凛々しい姿も描かれています。同じく巻第七の、高師直が療養中に噂に聞いた美人に夢中になり「徒然草」で知られる兼好法師に恋文を代筆させたエピソードも見逃せません。

 

(2)関連資料「桜井乃駅楠公父子」

 展示室冒頭の楠木コーナーでは掛軸の入替を行い、現在「桜井乃駅楠公父子」を御覧いただくことができます。楠木正成・正行父子の今生の別れを描いた太平記絵巻の該当場面は第1期に展示終了となっていますが、別れを惜しむ正行の表情がより情感たっぷりに描かれています。

 なお、第1期中に配布していたプレゼント引換券を総合受付までお持ちいただくと太平記絵巻より「桜井の別れ」の場面をあしらったオリジナルカードを差し上げます。

 

(3)関連資料「太平記大全」、「桜井書」

 書籍類は頁替を実施。「太平記大全」では、四條畷の戦いで生き残った楠木兄弟の三男・正儀が菊水の幟旗を掲げ馬に跨る姿が描かれた頁を公開しています。

 また、楠木正成が息子・正行に宛てた遺訓を記したとされる「桜井書」からは「帝への忠義や父子の間の孝」といった内容を読み取ることができます。幼い息子達に強く生きてほしいという正成の願いを感じられる1冊なのではないでしょうか。

 

(4)関連資料「木曾街道六十九次之内鴻巣武蔵守師直」、「武勇五行 丙 楠木正成」、「足利尊氏評定之図」

 後期に入り、浮世絵師・歌川国芳が描いた錦絵についても展示替えがありました。南北朝時代に生きた高師直や楠木正成、足利尊氏が江戸時代にも親しまれていたことがわかる貴重な資料です。

 

(5)フォトスポット

 今回の企画展「太平記絵巻」では、エントランスホールと特別展示室ロビーの2か所に太平記絵巻の場面を抜き出したタペストリーを掲示したフォトスポットを設けています。どちらも「桜嵐記」には登場しない場面ですが、実はもう1か所オススメの撮影コーナーが!

 企画展の看板とともに来館者の皆様をお迎えする広報大使「てんぐまい3人衆」の1人であるカラス天狗のテンちゃん、実は楠木正成の衣装を着ているんです!さっそく、コバトンに協力してもらい「桜井の別れ」の場面を再現してみました。皆様もぜひ、テンちゃんと一緒に楠木父子ごっこをお楽しみください!!

 

  

 

8月20日 展示担当&施設担当 れきみんのドリームチェイサーズ

 

企画展「太平記絵巻」関連商品販売中!

現在開催中の企画展「太平記絵巻」は、場面替えを実施し8月3日(火)より第2期がスタート。埼玉県内が緊急事態措置区域となりましたが、新型コロナウイルスの感染症拡大防止対策をして開館しております。

ただ、御来館が難しいという皆様も多くいらっしゃることと思います。今回は、自宅でも太平記絵巻をお楽しみいただけるようミュージアムショップで通信販売を行っている関連商品を御紹介いたします。

 【図録等の通信販売について】 ※現金書留のみ

 

(1)図版集「太平記絵巻」 1,200円

当館が所蔵する巻第一、二、六、七、十の全場面の図版と翻刻のほか、太平記絵巻(全体)の事項年表が掲載されています。既に公開が終了してしまった第1期の場面についても、ゆっくりとお手元で鑑賞いただくことができます。
なお、企画展「太平記絵巻」の展示図録ではないため展示中の関連資料については掲載がありませんので御了承ください。

 

(2)ブックレット「太平記絵巻を知る」 300円

太平記の基礎知識のほか、太平記絵巻についてわかりやすく解説したA5サイズのブックレットです。平成29年度から30年度にかけて行った修理の記録や、太平記絵巻のダイジェストも掲載されています。
図版集と併せてお買い求めいただくと、より太平記絵巻への理解が深まることと思います。

 

(3)A4クリアファイル「太平記絵巻」 200円

「太平記」の物語を御存知の方も御存知ない方も、眺めているだけで様々な発見をすることができる太平記絵巻。
今回は、職員が太平記絵巻の中で気になった「小さいもの、ふしぎなもの」を厳選しクリアファイルを作成しました。舞い踊る異形のものや鐘を撞いて人々を惑わす猿たち、道案内をする犬など解説文付きで紹介しています。

 

(4)絵葉書「太平記絵巻」 1枚110円、全5種セット500円

当館が所蔵する太平記絵巻の各巻から印象的な場面を切り取った絵葉書です。

「巻第一 後醍醐天皇御治世事付武家繁昌事」天皇の御座所に参集する公家たちが描かれ、これから始まる動乱とは対照的に春ののどかな雰囲気が漂っている。

「巻第二 先帝遷幸事」佐々木道誉らに警護された後醍醐天皇の輿が、人々の見守る中、隠岐へと向かう。

「巻第六 本間孫四郎遠矢事」本間重氏が射た鶚(ミサゴ)は足利方の軍船に落ち、その見事な腕前は敵味方双方から称えられた。

「巻第七 義貞馬属強事」出陣の身支度を整える新田義貞の前で、不吉を予感した馬が暴れ出す。

「巻第十 笛吹峠軍事」笛吹峠の合戦に敗れた新田方の長尾彈正・根津小次郎は敵陣に紛れ込んで足利尊氏の首を取ろうとするが、見破られる。

なお、通信販売での取り扱いは全5種セットのみとなっておりますので御了承ください。

 

また、通信販売は行っていませんが巻第二の隠岐へ流される後醍醐天皇の輿を描いた場面を使用した「ぬりえ」をゆめ・体験ひろばにて100円で販売しています。貴重な太平記絵巻を御自身の好きな色で塗ることのできるまたとない機会ですので、来館の記念にぜひお買い求めください。

 

令和3年8月12日(金) 施設担当 BP

宝塚歌劇団ファン的「太平記絵巻」見どころ案内

開催中の企画展「太平記絵巻 -描かれた武士の世界-」と宝塚歌劇団の月組公演「桜嵐記」とを絡めたTwitter投稿に対し、多くの反響をいただきありがとうございました。
お気づきかとは思いますが…職員の一人は宝塚歌劇団ファンです!

さて、「桜嵐記」冒頭で月組組長の光月るうさんから舞台となった南北朝時代についての解説がありましたが、同じ時代を描いた「太平記絵巻」に興味をもたれた宝塚ファンの皆様へ今回の企画展の見どころを紹介いたします。

 

(1)太平記絵巻 巻第六「桜井の別れ」、「楠木母子」

この巻では、「桜嵐記」で月組トップスター珠城りょうさんが演じる主人公・楠木正行の幼少時の姿を御覧いただくことができます。

「桜井の別れ」の場面では輝月ゆうまさん演じる父・楠木正成と正行親子の今生の別れが描かれており、優しい表情の正成に対し涙をぬぐう正行が印象的です。

「楠木母子」では湊川の戦で命を落とした正成の首が、正行と母・久子の元に届けられた場面が描かれています。
「桜嵐記」での楠木久子は、夫・正成の死後も正行兄弟を厳しく育てた気丈な女性として登場しました。演じた香咲蘭さんは珠城りょうさんと同期で入団し、お二方ともに今回の公演で宝塚歌劇団を卒業されます。(2)で紹介する母子図と併せてご覧いただくと、最後の舞台で親子を演じる2人の深い絆がより感じられることと思います。

どちらの場面も第1期(8月1日まで)の展示となっておりますので、ご了承ください。

 

なお、現在会場で配布しているプレゼント引換券を第2期の期間中(8月3日から22日まで)に総合受付までお持ちいただくと「桜井の別れ」の場面をあしらったオリジナルカードを差し上げます。

 

 

 

 

 

(2)関連資料「楠木正行母子図」、「桜井乃駅楠公父子」

第1期の期間中に来館が叶わなかった方は、ぜひ関連資料の展示をお楽しみください。
8月15日までは「楠木正行母子図」(写真)、8月17日からは「桜井乃駅楠公父子」で楠木親子の姿を御覧いただくことができます。

 

 

 

 

(3)関連資料「楠木正行討死図」

今回の企画展の中で最も「桜嵐記」と関係が深い資料、舞台でクライマックスシーンとなった四條畷の戦いでの楠木正行が描かれた色鮮やかな錦絵です。
劇中の珠城りょうさんと同じく、長い髪を振り乱して戦う正行の迫力に目を奪われます。偶然にも「桜嵐記」の大千秋楽である8月15日までの期間限定展示ですので、お見逃しのないようご来館ください。

 

(4)関連資料「大楠公」

会場出口前で存在感を示している大楠公こと楠木正成の肖像は、昭和16年に雑誌「少年俱楽部」の付録として発行されたものです。
「桜嵐記」で楠木正成を演じた輝月ゆうまさんは今回の公演を最後に専科への組替が決まっていますが、大楠公のような堂々とした佇まいでこれからも活躍してくださることと思います。

 

この他にも、太平記絵巻には一樹千尋さんが演じた後醍醐天皇や紫門ゆりやさんが演じた高師直、暁千星さんが演じた後村上天皇、風間柚乃さんが演じた足利尊氏が登場するほか、関連資料でも「桜嵐記」を感じていただくことができます。
劇中の人物たちが生きた時代について、ぜひ当館で深堀りしてみませんか?

新型コロナウイルスの感染予防対策をして皆様のご来館をお待ちしております!

 

 令和3年7月31日(土) 展示担当&施設担当 れきみんのドリームチェイサーズ

月曜日の博物館

月曜日、博物館は休館日です。
博物館は閉まっており、お客様はいらっしゃいませんが、職員は休館日にしかできない仕事をしています。

 

ゆめ・体験ひろばでは、一人黙々と図書コーナーの整備・整理をしている職員を発見!

 

 

展示室では、消防設備の点検作業に立ち会っている職員を発見!

 

 

そして特別展示室では、7月17日(土)からはじまる企画展「太平記絵巻 -描かれた武士の世界-」の準備中です。
明日からの展示作業を控えた特別展示室では、準備作業が着々と進められています。

担当学芸員はどこに??
飛び回っているので発見できませんでした・・・・・

 

令和3年7月14日(水) 展示担当 耽羅のソラ

博物館実習を実施しました!

当館では6月17日~25日までの間、令和3年度の博物館実習を実施しました。

博物館実習は、学芸員の資格を取得するために必要な実習です。
今年度も新型コロナウイルス感染拡大防止のため例年より人数を減らしての実施となり、18大学、20人の学生が受講しました。

 

実習では、例えばこんなことを行います。

・考古、歴史、古美術、民俗の各分野の資料の基本的な取扱い方や資料を見る際のポイントを学ぶ実習

・用意した資料の中からテーマを設定して、小企画展の立案と展示を体験する実習

・当館が実施している体験プログラムの中から、藍染めハンカチ作りと勾玉づくりを体験する実習

・施設を見学しながら、資料の保存について考える実習

・有害生物生息状況調査(モニタリング)を体験する実習

・来館者を増やすための広報について考える実習

 

実習で経験できることは、博物館の業務の一部ではありますが、実習生からは「大学の授業では経験できないことができてよかった。」「博物館が実際に行っている業務を少しでも体験できてよかった。」などの声をいただきました。

我々職員も実習生に業務を説明したり、教えたりすることで日々の仕事を振り返るよい機会になりました。

 

 

令和3年7月12日(月) 企画担当 大野 庄子

常設展の見どころ

梅雨に入り、青天を衝くような青空はなかなか拝めない今日この頃・・・
常設展示室では、現在、下記の特集展示を開催しています。

 

第4室 「祈りのかたち」

見どころ:円空ファンお待ちかねの円空仏16体(すべて埼玉県指定文化財)がお出ましです。

 

第5室 「中世の梵音具(ぼんおんぐ)」

見どころ:鎌倉時代を代表する長光寺所蔵の雲版(重要文化財)をはじめ、当館保管の梵音具の名品を間近でご覧いただけます。

 

第10室 「うちわの彩り」

見どころ:目にも涼やかで優美なうちわは、梅雨のジメジメや夏の暑さを忘れさせてくれます。

 

展示期間はいずれも9月26日(日)までとなっております。

 

なお、第9室では、今話題の渋沢栄一に関するコーナー展示も開催中!

青い目の人形のお礼としてアメリカに贈られた答礼人形の秩父嶺玉子(ちちぶね たまこ)の復元も展示しています。

 

 

 深緑の大宮公園を散策しつつ、ぜひ当館にもご来館ください!

 

令和3年7月3日(土) 展示担当 耽羅の波

当館建築の魅力 ~素材を活かすディテール~

当館は今年で開館から50年が経とうとしています。
建物の設計は建築家の前川國男氏が手がけました。前川氏は日本の近代建築発展に大きく貢献した人物です。当館はその傑作の一つとも言われます。

今年の1月、このスタッフブログ上に「当館建築の魅力(予告編)」を掲載しました。
当館竣工時のパンフレットに寄せられた前川氏のコメントから、前川氏の建築作品を読み解く7つのキーワードを紹介していきます。

今回は、7つのキーワードのその1「素材を活かすディテール」です。随所に見られる素材やディテールに注目して当館を御紹介します。

 

まず印象的なのは、外観の重厚なレンガ…のように見えますが、実はタイルです。

これは「打ち込みタイル」と呼ばれており、窯元で一枚一枚職人の手で焼かれたものです。前川氏の後期作品に多く使われています。

正面から見た「打ち込みタイル」

 

断面の形状

 

重さはなんと、一枚約3.7kgもあります。重くて壁から剥が落ちてしまわないの?と思いませんか。

この打ち込みタイル、複雑な断面の形状や貼り方に剥がれないための秘密があるのです・・・これはとてもこのブログ上では語りきれないので、また別の機会に御紹介させてください。

タイルは外壁だけではありません。館内床には張り巡らされた2色のタイルが網代(あじろ)張りされたものや、

床と壁のすき間を保護する巾木(はばき)もタイル製です。通常の住宅や建物であればビニル製や木製が一般的です。
また、階段回りのタイルも、複雑にカーブしています。

タイルを焼き上げるときに行う手作業での曲げ加工、現場で貼るタイルの数を考えると・・・こりゃ職人泣かせでしょう。

 

 

次に、エントランスやカフェのテラスで見られる構造用の柱です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当館の常設展示室からエントランスを抜けてカフェまで広がる大空間を支えています。
十字形に溶接した鉄骨とコンクリートを合成し、上端は十字形、下端は八角形という複雑な形状をしています。

また、画像では見えづらいですが、表面には木目がうっすらと見えます。

この木目模様は、館内のコンクリート壁にも見られ、

コンクリートを打ち固めるときに周りを覆う、型枠の木目を転写させてできたものです。転写するには、コンクリート打設時の高度な技術が必要です。

型枠は、外すとコンクリートが付着し使いまわすことができないため、柱ごとに一つ一つ型枠が必要になるために手が込んでいます。施工者のプライドすら感じさせます。

 

他にも、前川氏が設計したこだわりを見てみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

館内の吹抜けや階段の鉄製の手すりは、鳥のような形状から「トンビ」と呼ばれ、前川氏の手がけた建築で多く見られます。

 

エントランスに設置された前川氏特注の吊り下げ照明は、赤みがかった銅色で、前川氏本人も「竹筒をつなげたような形」と評しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イスも前川氏によって特注されています。座り心地はソファのようで、立ち上がるのが億劫になります。

ちなみに、スピッツの楽曲「正夢」プロモーションビデオでメンバーが座ったイスです。(当館HP「博物館紹介」の「施設紹介」ページから映像を御覧いただくことができます。)
※現在は感染症対策のためエントランスには設置していません。

 

最後に、鎖と金物で繋がった間仕切りです。講堂ロビーと廊下を緩やかに区画しています。近づいて見ると、金物の一枚一枚金づちで叩き鍛造された跡が見事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来館された際には、あらためて当館建物のディテールにも着目下さい。

 

令和3年6月23日(水) 施設担当 みそだれぼたん

館内の防虫作業完了!

当館では、先日6月7日(月)から14日(月)まで臨時休館をいただいておりました。

例年この期間には、資料保存を目的とした館内の防虫作業等を実施しています。
今日は、その作業の様子や休館中の館内の様子を御紹介いたします。

 

まずは防虫効果の高い薬剤を噴霧するにあたり、展示資料をケースから取り出す作業を行いました。

常設展示室の第1室には土器など多くの考古資料が並んでいますが、元あった場所がわからなくなることのないよう展示具に資料のメモがかかっています。

 

撤去作業が終了し、いよいよ薬剤噴霧です。

 

専門の業者が薬剤を噴霧した後、室内に薬が行き渡るように展示室は封鎖されました。

この状態で24時間程度経過させると、展示室内には虫が寄り付きにくくなります。
人体に影響の出るものではないので、ケースに触れてしまった場合でも害はありません。
(とはいえ、保護者の方はお子様の手が触れることのないよう御注意をお願いいたします。)

 

また、展示資料を撤去した機会を活用しケース内の清掃や照明器具の交換も行っています。

 

 

このように博物館にとって必要不可欠な休館期間を経て、現在は万全の態勢で再開しております。
ぜひ、御来館の際には虫の寄り付かないピカピカの展示ケースにも注目してみてください。

 

令和3年6月17日(木)  施設担当 BP

NHK大河ドラマ特別展「青天を衝け~渋沢栄一のまなざし~」見どころ解説【後編】

NHK大河ドラマ特別展「青天を衝け~渋沢栄一のまなざし~」は5月16日(日)まで開催予定です。いよいよ、会期も残すところわずかとなりました。
ご来館の皆様には、当館の新型コロナウイルス感染拡大防止対策にご協力いただき、誠にありがとうございます。

さて、スタッフブログでの見どころ解説【後編】です。

 

◆第4章 社会 社会事業に生きる

栄一は、古希を前にした明治42年(1909)に、多くの企業や団体の役員を辞任します。早くから取り組んでいた社会事業に本格的に関与し、福祉・教育・文化など、様々な事業で大きく貢献しました。栄一が目を向けた社会・文化活動をご紹介します。

・養育院:病人や孤児、生活困窮者の保護や支援を行う施設。設立の契機が松平定信の七分積金制度であったことから、栄一は定信に感銘を受け、定信の顕彰活動を行いました。

・埼玉学生誘掖会:埼玉出身の学生のために寄宿舎設立や奨学金貸与などを行いました。

・日本女子大学校:女性のための高等教育機関・日本女子大学校の創設に際して、資金援助などを行いました。昭和6年(1931)には、栄一は3代校長に就任しました。

・温故学会:埼玉の偉人・塙保己一の業績を顕彰するため、栄一らが中心となって設立しました。

・埼玉会館:関東大震災を受けて資金難にあった埼玉会館の設立にあたって、多額の寄付を行いました。その功績により、栄一の揮毫の銘板が埼玉会館入口に掲げられました。

旧埼玉会館銘板(当館)

 

※養育院の補足:渋沢栄一旧蔵の松平定信に関する資料については、こちらのページから「渋沢栄一」と入れて検索してみてください。

また、特別展では、栄一が持っていた絵画や、栄一が制作を依頼した美術作品などを展示しています。普段は公開されることが少ない作品ばかりです。ご注目ください!

 

◆第5章 平和 民間外交

昭和2年(1927)、アメリカでの排日移民法による日米の関係悪化を危惧したシドニー・ギューリックに協力して、栄一は日米人形交流事業を計画します。アメリカから約12,000体の友情人形(いわゆる青い目の人形)が日本に贈られ、その御礼として、日本は58体の答礼人形をアメリカに贈りました。埼玉県内に残る青い目の人形12体と、復元された埼玉県代表の答礼人形・秩父嶺玉子(ちちぶね たまこ)をぜひ展示室で御覧ください。

埼玉県内に残る青い目の人形12体

 

秩父嶺玉子(復元)

 

 

◆エピローグ 遺産 論語と算盤

経済界では、企業倫理が問われる時代となり、『論語と算盤』が読み直され、再び栄一の活動が脚光を浴びています。また、栄一は亡くなる直前まで、ラジオによる平和講演を続けました。栄一が訴えた平和への思いは、現代を生きる私たちに託されているのではないでしょうか。この特別展を通じて、皆さんに渋沢栄一のまなざしを感じていただけたらと思います。

 

前編・後編にわたって、見どころ解説にお付き合いいただき、ありがとうございました。

当館でのNHK大河ドラマ特別展「青天を衝け~渋沢栄一のまなざし~」をご覧いただけたら、大河ドラマ「青天を衝け」をもっと楽しめるはずです!ぜひこの機会をお見逃しなく!

展覧会の内容について、もっと詳しく知りたい!という方は展覧会図録を是非お手に取ってみてください。通信販売も実施中です。

 

 

 

 

 

 

 

令和3年5月12日(水) 展示担当 わだつみ

NHK大河ドラマ特別展「青天を衝け~渋沢栄一のまなざし~」見どころ解説【前編】

NHK大河ドラマ特別展「青天を衝け~渋沢栄一のまなざし~」は5月16日(日)まで開催予定です。いよいよ、会期も残すところわずかとなりました。
新型コロナウイルス感染防止のため、5月1日(土)の見どころ解説は中止となってしまいました。そこで、スタッフブログで見どころ解説を行います!今回は【前編】です。

この特別展では、渋沢栄一について、近代日本経済の基礎づくりを果たした実業家としてのみならず、福祉・教育・文化・外交といった社会事業家としての姿に注目しています。「公益」つまり「みんなが豊かになること」を大切にした栄一の足跡を辿ってみましょう。

 

◆プロローグ 原点 血洗島

栄一が生まれ育った深谷の血洗島村。この地は稲作に適さなかったことから、年貢が米ではなく、金納であったため、早くから貨幣経済が展開しました。また、中山道によって、江戸からの物資や情報が流通していた地域でもありました。藍玉を商う農家に生まれた栄一は、父・市郎右衛門や十歳年上の従兄弟・尾高惇忠の教育を受けながら、この地で少年時代を過ごしました。

 

尾高惇忠書「威震寰宇(いしんかんう)」(当館)

 

栄一は藍の行商先であった信州(現在の長野県)を度々訪れ、18歳の時に内山峡(現在の長野県佐久市)で『内山峡詩』を詠みました。『内山峡詩』に書かれた言葉が、大河ドラマのタイトルである「青天を衝け」です!この詩は昭和15年(1940)に地元有志によって磨崖碑がつくられました。この特別展ではその拓本を原寸大印刷して展示しています。

 

内山峡詩磨崖碑

 

◆第1章 転機 一橋家臣から幕臣へ

栄一らは攘夷決起を計画しましたが、京都の情勢を受けて冷静に判断し、未遂に終わります。その後、一橋家家臣・平岡円四郎の引き立てにより、栄一は一橋慶喜(徳川慶喜)に仕え、家臣となりました。一橋家の領地であった井原(現在の岡山県井原市)に派遣され、農兵の募集や財政基盤づくりで功績を挙げます。さらに、パリ万博に赴く昭武(慶喜の弟)に随行し、ヨーロッパで多くの経験を得たことは、栄一の人生を決定付ける転機となりました。
しかし、渡欧中、見立て養子とした平九郎が飯能戦争で自刃するなど、悲劇にも見舞われました。

(伝)渋沢栄一所用陣笠(当館)

 

◆第2章 改革 明治政府官僚

栄一は明治2~5年(1869~72)の短い間に、明治政府の官僚として、貨幣制度、税制改革、銀行制度、郵便制度、鉄道敷設など様々な制度を導入しました。明治4年には、ヨーロッパでの知見をもとに、会社と銀行についての概説書を著しています。官僚でありながら、栄一は現代の会社組織の基礎についても既に考えを持っていたのです。

 

『官版立会略則』(当館)

 

◆第3章 経済 資本主義の礎

官僚を辞した後、栄一は民間の実業家として数多くの企業を設立しました。なんと、栄一が関わった企業は500社を超えると言われます!近代日本経済の発展の立役者なのです。
全てをご紹介することは難しいので、この特別展では厳選してご紹介しています。

・第一国立銀行:日本で最初の銀行です。栄一が総監役・頭取に就任しました

・抄紙会社(王子製紙):印刷業の発展には、洋紙の国産化が不可欠と考えました

・清水組(清水建設):栄一の住居や関係する企業の建築は、清水組が数多く手がけました

・澁澤倉庫:現在も唯一「渋沢」の名を冠する企業

・日本煉瓦製造株式会社:東京駅や官庁の建材となった煉瓦製造を担いました

※清水建設株式会社の資料についてはこちらをご参照ください

※澁澤倉庫の成り立ちなどについてはこちらをご参照ください

 

お腹いっぱいの方もいらっしゃるかもしれませんが、実際の展示はもっと盛り沢山です!
第4章以降は【後編】に続きます!

 

(令和3年5月7日 展示担当 わだつみ)

民俗芸能講習会「秩父屋台囃子」の募集を開始しました!

昨年度に開催できなかった民俗芸能講習会「秩父屋台囃子」を6月から開催いたします。
みなさまのご参加をお待ちしております。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、予定を変更する場合があります。

※平成30年の練習風景です

 

秩父屋台囃子は、秩父地方各地で長く親しまれてきた祭り囃子です。この講習会では、秩父夜祭等で力強い音を響かせてきた秩父屋台囃子保存会から講師を迎え、4日間の講習を通して太鼓の演奏技術を学びます。

 

✱民俗芸能講習会「秩父屋台囃子」✱

 日程:6月20日、27日、7月4日、11日(すべて日曜日)

 時間:各回13:00~16:00

 定員:太鼓コース 15名 ※笛コースの募集はありません。

 対象:どなたでも(全4回を通して受講可能な方)

 場所:歴史と民俗の博物館(講堂)

 ※最終日は講堂にて公開発表会を予定しております。

 ※参加にあたっては、マスクの着用及び埼玉県LINEコロナお知らせシステムへの登録にご協力をお願いいたします。

 

≪お申し込み方法≫

 往復はがきに、住所・氏名・電話番号を明記し、以下の宛先にお申込みください。

 締切:6月4日(金)必着 ※1通につき1名まで有効です

 〒330-0803
 さいたま市大宮区高鼻町4-219
 埼玉県立歴史と民俗の博物館 展示担当 民俗芸能講習会係

 初めての方も、リピーターの方も、ご応募お待ちしております!!

 

 (2021年5月3日 展示担当 たままゆ)