展示概要

※緊急事態宣言の延長に伴い、中止となりました。ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。

 県立歴史と民俗の博物館では、令和2年3月20日(金・祝)から5月10日(日)まで、特別展「武蔵国の旗本」を開催します。
 江戸時代、武蔵国は江戸幕府のお膝元として数多の旗物の所領(知行所)が置かれました。彼ら旗本のなかには、知行所に寺社を建立・勧請するなど地域と深いかかわりを持ったものも少なくありません。
 本展覧会では、武蔵国、とりわけ現在の埼玉県域に知行所を持った旗本を取り上げ、旗本家や旗本の菩提寺などに残されたゆかりの品々を紹介します。かつて埼玉にたくさんいた「お殿様」、そして将軍の家臣団であった「旗本」とはいかなる存在であったのか、展覧会を通してその実像に迫ります。

 

本展チラシ()もご覧ください。

展示資料一覧はこちら

 

 

 

「江戸幕府役職双六」(埼玉県立文書館寄託 稲生家文書1436)を読みやすくしたものです。

以下からダウンロードして、お使いください。

江戸幕府役職双六_特別展「武蔵国の旗本」.pdf

会期

 

 会期   【中止】令和2年3月20日(金・祝)~5月10日(日)
 開館時間 9:00~16:30(観覧受付は16:00まで)
 休館日  月曜日(ただし3月23日・5月4日は開館)

会場

  埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展示室、季節展示室

観覧料

  一般600円、高校生・学生300円
  20名以上の団体は一般400円、高校生・学生200円
  ※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方(付添1名含む)は無料
  ※「ぐるっとパス」で観覧できます

みどころ

 〇江戸時代の旗本を取り上げた展覧会

 江戸時代、徳川将軍直属の家臣団で、1万石未満、かつ将軍に御目見を許された武家を旗本と呼びました。県域には極めて多くの旗本が所領を持ち、なかには新井白石や大岡忠相(のちに大名)といった著名な人物もいました。本展では、江戸時代の旗本の歴史や、知られざる旗本の歴史を紹介します。

 〇旗本家や地域に伝わる旗本ゆかりの資料を公開します<博物館初公開資料多数>

 江戸時代の旗本の家に伝わった貴重な甲冑や装束(衣装)を公開します。彼らがどのような仕事や暮らしをしていたのかを学ぶことができます。また、県内には現在でも旗本が開いたお寺があり、旗本ゆかりの品々が伝わります。展覧会では、これら旗本菩提寺に残されるゆかりの品々を公開します。

主な展示資料
     
  関ヶ原の戦いの矢傷が残る甲冑
野牛(白岡市)を支配した
新井白石
徳川家康を描いた最初期の
肖像画
「萌黄威包韋二枚胴具足」
(個人蔵)
白岡市指定文化財
「新井白石画像」
(白岡市・観福寺蔵)
 「東照大権現画像」
(西尾市・長圓寺蔵)

 

 三河の名門設楽氏(初公開)
 勝願寺・牧野氏の廟所絵図
 織田信長が下賜した鞍
「設楽貞重座像」(加須市・香積寺蔵)
 
舞鶴市指定文化財「鴻巣御廟所総絵図」(舞鶴市)
埼玉県指定文化財「永楽通宝紋鞍」
(上尾市・妙厳寺蔵)
※3月24日から公開

 

   
旗本の通常礼服
旗本が奉納した大絵馬
県指定文化財
「旗本水野氏所用 麻裃」
(寄居町・昌国寺蔵)
ふじみ野市指定文化財「金地大絵馬」
(ふじみ野市・長宮氷川神社蔵)

 

後援

  朝日新聞さいたま総局、埼玉新聞社、産経新聞社さいたま総局、テレ玉
  東京新聞さいたま支局、日本経済新聞社さいたま支局、NHKさいたま放送局
  毎日新聞さいたま支局、読売新聞さいたま支局、FM NACK5

交通アクセス

◆東武アーバンパークライン(野田線)大宮公園駅下車 徒歩5分
 大宮方面から  :大宮駅から2駅、乗車約4分
 春日部方面から:春日部駅から7駅、乗車約18分 


※駐車場(大宮公園との共用):18台、ほかに身障者専用駐車場2台
※周辺駐車場も公園利用のお客様で混雑しますので、なるべく公共交通機関を
 御利用ください。
※団体バスでお越しの場合は事前に御連絡ください。


周辺地図(大)
● GoogleMap
大型バス経路案内図

問い合わせ

  埼玉県立歴史と民俗の博物館 展示担当
  〒330-0803 さいたま市大宮区高鼻町4-219
  TEL 048-645-8171  FAX 048-640-1964